居心地がよいトイレのための注文住宅の工夫


気持ちよくトイレを利用するためには、トイレの内装が重要です。公園などの公衆トイレは内装にこだわりがなく、居心地がよいとはいえませんよね。内装が居心地を決めるのです。

トイレは毎日使うもので、気に入らない内装で不快な思いを感じながら利用し続けるのは嫌なものです。気持よく利用できるように、注文住宅を建てるならトイレの内装にこだわってみませんか。

壁紙は清潔感のあるパステルカラーがおすすめです。

トイレはただでさえ狭い空間で暗い色の壁紙にしてしまうと、心理的に狭く感じてしまいます。黒やネイビーなど暗い色調の色を収縮色といって、実際よりも小さく見せる働きがあります。ファッションの場合だと、暗い色をメインにした服を着ると、着やせ効果が期待できます。しかし、トイレを狭く感じてしまうと圧迫感があるので、暗い色は避けたいものです。パステルカラーのような明るい色を選んで、できるだけ広く見せるようにしましょう。

鮮やかな色を取り入れる場合は、壁の一面にだけにします。壁すべてを鮮やかな色にすると、目がチカチカ感じることがあり、落ち着くことができません。使用面積を少なくすれば、圧迫感が少ないです。

また、トイレは汚れやすい場所なので掃除しやすい加工がされている壁紙を選ぶこともおすすめです。こまめに掃除をしてきれいな状態を保っておけば、いつでも気持ちよくトイレを利用できます。

床材は水に強い素材を選ぶことがポイントです。フローリングは水が浸み込みやすく、トイレの床材として使用をすると傷んでしまう可能性があります。フロアクッションは水に強く、掃除しやすい特徴があります。

また、色は壁紙同様に清潔感がある明るいものがおすすめです。パステルカラーのような明るい床材にすることで、トイレを広く見せる働きが期待できます。明るい色は汚れが目立ちやすく、こまめに掃除しやすいメリットもあります。

毎日のように何年間も使うトイレなので、注文住宅を建てるなら居心地のよいトイレを作ってみてください。