注文住宅のトイレにおすすめな床材


トイレの床が掃除しにくい、滑る、汚れが目立つなど悩みを抱えていませんか。これから注文住宅を建てるなら、快適に使用できるトイレを作ってみませんか。

ここでは、快適なトイレ空間を作るための床選びについて紹介します。

トイレの床材として使用されるものには、フロアクッション、フローリング、タイルなどがあります。さまざまある床材の中でおすすめはフロアクッションです。

フロアクッションとは、塩ビ素材を使用した厚みのあるシートのことです。厚さは2mm~4mm程度が一般的です。

フロアクッションがおすすめな理由は4つあります。

1つめは水に強いことです。

トイレでは手を洗って水が跳ねたり、尿が跳ねたりして、床が濡れることが頻繁になります。水に弱い素材ではカビが生えてしまったり、床が傷んでしまう心配がありますが、フロアクッションなら水への耐久性があります。

2つめは掃除をしやすいことです。

フロアクッションは汚れが浸み込みにくく、水に強いため、トイレシートなどで拭き掃除をすることが可能です。表面の凹凸が少ないので、傷に汚れが入り込むということはあまりなく、簡単に拭き取るだけで掃除が楽です。

3つめは柔らかいことです。

クッションフロアには厚みがあり、適度な柔らかさを備えています。小さな子どもや高齢者はトイレ内での転倒が心配ですが、柔らかい床材なら万が一にも転倒したときに、硬い床よりも痛みが少ないです。

4つめはリフォームをしやすいことです。

塩ビ素材は比較的低価格で張り替えも簡単です。注文住宅を建てた当初はきれいな床であっても、10年、20年と経つと汚れなど気になってきます。そういったときにリフォームを考えると思いますが、フロアクッションならリフォームをしやすいです。

フロアクッションにはこのような特徴があり、トイレの床材としておすすめです。注文住宅を建てるなら、トイレの床のような細かい部分にもこだわってみると、快適な空間になることでしょう。