新築注文住宅でトイレにはこだわりました


近年、新築注文住宅を建築いたしました。幸いにしてコロナ禍前に建築することができました。場所的には東京の首都圏郊外の千葉県になります。大型団地が開発されていてその場所の区画された土地の一角を購入したのです。 其の後の注文住宅そのものは大手の住宅メーカーで洋材中心としたツーバイフォーとかいう建築手法のつくりで定評のある会社でした。



建築に際して基本的な家の造りにさいしては展示場などでモデルがあって、おおむねそれらを参考にして建築しましたが、特に水回りに関しては役所の水道関係に勤務しているので特にこだわりがありました。 特に人の生活に関しては水が絶対必要であり、その水というのは給水関係もあれば同時に排水の関係もあります。



言わずもがなですが、何といっても人の住む住環境には必ず水が必要です。 水は飲料水から洗い用水、雑用水など様々に利用されます。 特に居住地内で使用される水は当然ながら排水が必要です。 これら、水にまつわる全ての関連施設の事を、通称、水周りと称しております。 一般住宅においては流しキッチン、風呂場、洗面所、トイレ、その他の水を使用するところです。



一般家庭で例えるなら、本管から引いた水は止水栓や量水器を通って各部所へ配水されます。 水道管は金属管である鉄管や銅管などがあり、プラスチック管にはポリ塩化ビニル管、ポリエチレン管、複合管(鉄製の管内部をプラスチックでコーティングしたもの)などがあり、給湯はおもに鉄管、銅管のほかの耐熱性のプラスチック管を使用します。

これらは主に上水道と呼ばれていて、其々の給水装置の新設や改修工事等は水道法に基づいて指定された工事事業者が行い事になっています。 又、排水は塩ビ管と排水枡の結合された状態で、適度の傾斜をつけて自然流水で所定の排水設備へ排水させます。 



我が家では幸いにして、給排水関係は団地内であるためにそれらの用水関係は充実していて水道管にしてもすぐ前の道路まで給水の本管や排水の本管が来ていますので、水回りに関しては即時対応が出来ました。 次に思案したのが各設備の用品でした。 展示場で拝見したのは全てTOTOの製品でしたからそれらに統一して設置いたしました



ただ、トイレに関しては近年、大幅な進化があってトイレの室内造作、造りから便器の最新型など、検討する余地が多かったのです。 展示場で観たのは洗面台とトイレ室が一体型になっていることでしたが、しかし、娘たちに言わせれば臭いところで化粧するのはおかしいよ、といってそのことについては敬遠したのです。 ただ、筆者の私に関してはトイレは一人の空間域でもあり、そこでゆっくりと新聞などを読みたいとして、明るくてできるだけ広い空間にしてもらったのでした。