| 最新のトイレはさまざまな機種があり、注文住宅を建てる際にどのようなトイレを選ぼうか迷いませんか。 従来はタンクのついたトイレが一般的でしたが、近年はタンクレストイレも登場しています。 タンクレストイレのメリットとデメリットを知って、注文住宅に取り入れるか考えてみてください。 ●タンクレストイレとは 従来のトイレは、便座の後ろにタンクがあり、水道からタンク内に水を引き入れ、タンクから便座内に水を流していました。 タンクレストイレは便座の後ろにタンクがないトイレのことです。水は水道から直接引いています。ウォシュレットの使用も可能です。 ●タンクレストイレのメリット ・トイレを広く感じられる 同じ面積の空間であっても、ものであふれている状態とものがスッキリ片付いている状態では、部屋の広さの感じ方に違いがあります。新居への引越し前、まだ何も部屋に入れていない状態のときは部屋を広く感じられたのに、ものを運んだら狭く感じてしまったという経験があると思います。 トイレは住宅の中でも狭い空間ですが、タンクがないだけで広く感じられます。実際、タンクがないだけで奥行きが10cm前後も広さを与えています。 ・掃除しやすい タンクレストイレは凹凸が少ないフォルムが特徴です。従来のトイレは凹凸部分にホコリがたまりやすかったのですが、凹凸が少ないフォルムならホコリがたまりにくく、掃除が楽になります。こまめに掃除をしていれば美しい状態を保つことができ、気持ちよくトイレを使えることでしょう。 ●タンクレストイレのデメリット ・手洗いがない タンク上部の手洗いを利用していた人にとって、手洗いがないことは不便を感じるかもしれません。 しかし、トイレにカウンターを設置したり、洗面所とトイレが隣接しているなら、それほど問題ではないかもしれません。 ・停電時に使いにくい タンクがあるトイレは、停電時でもタンク内に残っている水を電気を使わずに流すことができます。しかし、タンクレストイレは水を流すときに電気を使用するので、停電時は使いにくいです。 |