注文住宅は、自分やその家に住む家族の理想を反映させる事が出来ます。
ですから、注文住宅を建てるとなると、リビングやキッチン、お風呂場に玄関といった場所にとことん拘る人は多いです。
その一方で注文住宅を建てる際に、トイレに拘りを見せるという人は決して多くはありません。
お陰でいざ注文住宅を建て終えた後に、トイレで失敗したと後悔してしまう人が多いのです。

というのもトイレという場所は、基本的に毎日、しかも複数回使用する重要な場所であるため、注文住宅を建てる際には、トイレで失敗しない様に注意する必要があります。
そんなトイレの失敗例として、特に注意しなければならないのが位置です。

前記した様に注文住宅を建てる際には、ほとんどトイレは重視されないばかりか、後回しにされるケースが多くなります。
そのため、空いたスペースに配置して、使い勝手が悪くなるケースが少なくありません。
特にトイレは音や臭い等が発生してしまう場所であるため、リビングの様な人が多く集まる場所に配置してしまうと、使用し辛くなります。
同様に寝室の直ぐ近くに配置すると、夜中にドアの開閉の音で他の家族が目が覚ますという事態になるので、注文住宅を建てる際にはこういった場所に設置しない様に注意すべきです。

広さという面も注文住宅のトイレにおいて、失敗するケースが多く見られます。
特に用を足す事が出来ればそれでいい、という感じで空いた狭いスペースに無理に設置すると、スムーズに出入りが出来なかったり掃除が上手く出来なくて、不衛生な環境になる恐れもあるのです。
更に将来的に手摺りを設置する必要性が生じたりもするので、ゆとりのある広さを確保する事をおすすめします。

注文住宅のトイレの失敗例として何気に多いのが、窓の問題です。
窓は換気という面だけでなく、トイレ内を明るくするという利点においても、注文住宅ではなるべく設置したいものとなっているのです。
ですが何となくで窓を設置すると隣の家や通りから見えてしまったり、音が聞こえてしまう様な配置になってしまう危険性があります。
そんなわけで、注文住宅のトイレの位置を決める際には、きちんと周辺環境を考慮する必要があるのです。